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写真と短歌と日常と。
2024/05月

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梅雨も明けまして、毎日厳しい暑さが続いています
扇風機やよしず、甚平、そして様々な暑さ対策グッズが例年になく売れているようです。皆さまも熱中症にはくれぐれもお気をつけくださいね。
真夏の太陽が照りつける土手を自転車で飛ばしてきました 川では水上スキーを楽しむ人の姿も見られましたよ。
この暑さで元気なのは若者と土鳩ぐらいでしょうか(笑)
土手のカンナ
雲ひとつない深い蒼穹との対比が美しいです♪ 緑も光り輝き、夏~という感じがします
f81d9362.jpg

















さて、昨夜のこと。わたしが葉書のあて先を書き終え、そのあとに文面を書こうとしている時でした。目ざとく見つけた銀杏♂がすかさず
「変なの~。普通は文面から書くでしょ?」
と突っ込んできたのです ギョッ。
思い返せば、手紙、葉書というものを書くようになって以来、わたしは宛先を最初に書いていたのです。
銀杏♀「え?あなたは文面から書くの?」
銀杏♂「そうだよ。当たり前でしょ?常識でしょ」
ΣΣ(゚д゚lll)ガガーン!!
あ、当たり前?じ、常識?…その言葉はわたしを少なからぬ不安に陥れました。同時にある種の衝撃をも与えました。そう、塩酸をしみ込ませた綿棒で傷口をグリグリされた感じ(表現が不適切だったらすみません

銀杏♂「はじめに贈りたいものや伝えたいものがあって、そのあとで誰に送るかという発想だよ。お前はカラのみかん箱に宛先を書いてから、みかんを育てようとするか?」
銀杏♀「…しません。まずみかんを詰めます」
銀杏♂「だろ? 手紙も葉書も同じだよ。まず、送りたいものありき、だよ

なんとなく丸め込まれた感のある銀杏♀。銀杏♂の言いたいことは納得がいくものの腑に落ちない感じ

銀杏♀「言ってることはわかるわよ。だけど、結局は文章も宛名もどちらも書くわけだから。結果的にはどっちも揃うわけだから…」

なおも食い下がるわたし。

銀杏♂「結果的には同じだよ。俺が言ってるのは、精神的なもの」
銀杏♀「…う、うん…なる、なるほど。精神的なことを言ってるのね。わかるわ」

なんとなく曖昧感の残る結論。

それからわたしは、コッソリと文面と宛先とどちらが先に書くのが正しいのか調べたのです。
しかし、検索能力が劣っているせいでしょうかこれ、という答えを見つけられませんでした。
皆さまは、宛先と、内容と、どちらを先に書かれますでしょうか。
わたしには、どちらを先に書くのかは単なる習慣という風にも思えますが、銀杏♂の言うことももっともだと思っています。マナーとして「正解」というものがあるのでしょうか。もしご存知のかたがいらっしゃったら、ぜひご教示くださいませ。
ああ、今日はもしかして、自分のとんでもない常識外れぶり、無知蒙昧ぶりを臆面もなく晒してしまったかもしれません。
失礼いたしました。


夕闇の書斎で紅梅の切手貼る
夫(つま)の背(そびら)に暗香(あんこう)ただよふ
                           銀杏♀





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さて、伊豆旅行2日目に立ち寄りましたのが、国道135号線沿いにある、伊東市の「怪しい少年少女博物館」です
伊豆高原付近には、小さな、しかし、個性的なミュージアムや博物館がたくさんあります。その中で、一番心を惹かれたのがここでした(笑)すごい名前ですよね 一度聞いたら忘れられない感じ
いったい怪しいの定義とは…と真面目に考えながら訪れましたよ~。
もともとは、ペンギン博物館だった建物をリニューアルし、「レトロでちょっと不思議…」をテーマに2003年にオープンしたこの博物館。出迎えてくれるのは巨大なペンギン…なんだか訳のわからない像(笑) ただただ、不気味ないでたち。
ペンギン博物館から、怪しい少年少女博物館に変わった際、この像の顔も一新されたということです。納得。
035.jpg


























明治時代~1980年代までのファッション(マネキン)や雑貨や由美かおるのブリキ看板(アース渦巻き蚊取り線香)、紙芝居屋の自転車や昔の冷蔵庫など、が一応テーマごとに陳列されている風…かと思うと、いきなり日本の妖怪が現れたり、壁一面に懐かしい映画のポスターが展示されていたり…月光仮面が現れたり、ミニチュアカーやら、リカちゃん人形やら、懐かしき駄雑貨なども節操なく並べられておりました。
単なるカオス?
どのような場所、状況であったのか写真にてご覧頂ければと思います。042.jpg




















いったい、これは何?
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とにかくごちゃごちゃ~
043.jpg



















なぜか、ちらっと肌を見せて、しかも足首に包帯をしているバスガイドさん
005.jpg



















パンフレットはこちらです
PICT0316.jpg


























どこが怪しいの?と聞かれても、うまく説明できない…そのこと自体、怪しさの確たる証拠と言えるかもしれません。
ちなみに、かなり危ないものやアダルト的なものも置いてあるのですが、小中学生でも入場ができるのです驚きでした。
館長の類い希なる感性、趣味の特異さ?奇抜さと、ここまで集めてしまう執念にいたく感動をしてしまったわたしたちです(笑)
若い方々…特にヲタクと呼ばれている方たち…には、それなりに楽しい時間を過ごせる場所であり、わたしたちの年代には懐かしさを感じる場所でありました…しかし、やっぱり、理解できないものもたくさん
ん~。
今もって、なぜ、怪しい少年少女博物館という名前であるのか、うまく説明できずにおります。
どなたか教えて下さいませんでしょうか~。

頭の中の整理がつかず(苦笑)、この博物館の思い出短歌が作れずにおります…そのうちひとつくらい作れたらよいなあとは思うのですが…。
そんな訳で今日の短歌はありません申し訳ございませんっ。


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今週のはじめ、伊豆方面に旅行(一泊)に出かけました。特急「踊り子」で伊東まで、その先、東伊豆~中伊豆は、ヤシの木や分離帯のカンナが燃えるように美しい、海岸沿いの国道135号線をドライブ~
伊豆半島にはたくさんの温泉があります。東~中伊豆だけでも、大規模な熱海、伊東、小さいところでは網代、北川、熱川、赤沢、片瀬、稲取など…。
わたしたちが訪れたのは稲取温泉です。
ここは1956年(昭和31年)に開湯した、比較的新しい温泉。30ほどの旅館を抱えている、こじんまりとした街です。
ちなみに、熱海温泉は1500年前に、伊東温泉は平安時代に開湯しました。

昭和30年代、当時18歳の吉永小百合さんがヒロインを演じた、川端康成の「伊豆の踊子」の別れのシーンにも登場する、稲取漁港です 
日本有数の金目鯛の水揚げ港で、その脂の乗った大きな金目鯛は稲取金目と呼ばれるブランド魚
実は昨年、稲取を訪れまして、この金目鯛の煮付けの美味しさが忘れられず、今年も再び出かけることに。
大きい皿にドドーンとまるまる太った金目鯛の煮付け一匹。切り身ではなく、一匹 これをふたりで食します。
贅沢~ 
023.jpg




















新鮮な魚介を主とした、ほかのお料理だけで腹八分目強状態(笑)~、その上、残してなるものかと、気合いで金目鯛もひたすら食べるので、もう、お腹がはちきれそうでした。
東京に限らないと思いますが、金目鯛は結構高くて、なかなか食卓に上りません。出るとしても切り身(笑)
この煮付けだけでご飯3杯は行けるのではないかと思うほど美味です。
東京からも遠くもなく近くもなく、みなさまにもお勧めの温泉です

大皿にまるまる一匹金目鯛煮付けの目玉はビー玉ほどあり
                 銀杏♂

雨風が強く、船の灯りも漁り火も見えない、漆黒の夜の海でした。翌日宿を出る頃には天気も回復
翌日に寄った所はまた次の記事で紹介致しますね。
 
さて、宿でのお話。以前の記事で書きましたが、銀杏♂はアルコールを受け付けない体質です。普段口にするのはノンアルコールビールのみ。ところが…宿の案内パンフレットのナイトラウンジなるところを指さして、突然…
銀杏♂「カクテルっていうの飲んでみたいんだけど」
銀杏♀「ええっあれは甘いけれど、アルコール強いのよ。いきなりどうしたの?」
銀杏♂「ん~、社会勉強のため」
銀杏♀「う、うん…、一杯飲んだらきっと、酔っ払っちゃうわ。翌日辛いかも。残したらあたしが飲んでもいいけれど…」
銀杏♂「大丈夫だよ、若い頃飲んだことあるし」
と、20年以上も前の話を持ち出してきました。
銀杏♀「その時はどんなカクテルを飲んだのかしら
銀杏♂「ソルティドッグ」
銀杏♀「……(無言)」
銀杏♂「……(無言)」

銀杏♂「やっぱり、やめとこうかな」
銀杏♀「…やっぱり口当たりがいいから、勢いで全部飲んじゃったら大変かもしれないわね」

ということで、銀杏♂の社会勉強は残念ながら中止になりましたが、本気で心配をしていたとしても、
「いってみよう~」「物は試し、チャレンジあるのみ」「後のことは気にするな
と泰然と言える妻の方が度量が広いかも、と少々反省をした次第です(笑)


 

 
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わたしたちの住まい近くを流れる川。その土手を自転車で2時間も走れば東京湾に出ます。
この川には多くの橋がかかっていますが、その中のひとつ、千住大橋は、松尾芭蕉「おくのほそ道」の出発地にあたります。以外と知られていないかもしれません。
奥の細道 矢立初めの地」 の石碑が立っていますし、いまなお「屋形船」ののぼりが風に揺れる、歴史を感じる場所なのです(普段は何も考えず通っていますが 笑)
昔表記ですよ~♪ 右から左に読んでくださいね。「大橋」と読めます。
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実際に屋形船(楼船)に乗ったことはありません。
夜の土手を散歩しておりますと、夏の頃には、灯をともした屋形船が見られます。美しくもあり、粋でもあり…江戸の情緒を感じます。

相寄りて夜の川あゆめば楼船のほがらなる灯はひそやかに来る
                     銀杏♂


さて、もう一つの橋、千住新橋。こちらの袂には、先日なくなられた元キャンディーズの田中好子さんの実家、田中釣具店があるんですよ。
現在は親戚のかたが経営されているそうで、釣り道具はもちろん、その方の趣味でフィギュアなんかでも有名らしいです

矢立てというのは、昔の携帯用筆記用具のことだそうです。
芭蕉も矢立てを持って、この川を下りみちのくに向かったのでしょう…。
矢立初めの句です。元禄2年3月27日のことでした。この頃、東京のさくらは咲いていたのでしょうか、そんなことにも思いを馳せてしまいます。

行く春や 鳥啼(なき)魚の目は泪  松尾芭蕉


 
芭蕉には有名な句がたくさんありますが、みなさんの心に去来するものはどれでしょう。
銀杏♀の心…というより頭にこびりついているのは…(学校教育のなせ
るわざ?
夏草や 兵(つはもの)どもが 夢のあと

閑さや岩にしみ入る蝉の声

といったところでしょうか。
わたしたちには俳句は詠めないのですが、簡潔な五七五のなかに、すべてを凝縮させている文学であり、また一読しただけでその情景や音や空気感までありありと蘇ってくるところ…すごいなあと感動してしまいます。
つくってみようかな~と思ったこともありますが、どうしても川柳になってしまうため(笑)断念しました。

 

 

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いつもお読みくださってありがとうございます。
銀杏♀の軽快な文章を期待してくださった方には申し訳ありませんが、今回の記事は銀杏♂の担当です。
ということで、三宅島に出張したときに、撮った植物の写真をご紹介します。


ガクアジサイ
 
ガクアジサイ
三宅島の代表的な花のひとつです。
東京でもあちこちに植えられていますが、三宅島では自生しています。
白と青のコントラストがとてもきれいな花ですね。


スカシユリ(イワトユリ)
 
スカシユリ

海岸に近い藪のなかで自生していました。
「スカシユリ」というのは園芸品種の名前で、これは自生しているのはイワトユリというのだそうです。
オレンジが鮮やかで美しい花です。

アシタバ
アシタバ

道端や林の中などいたるところで見ることができます。
食用に畑で栽培しているところもあります。
2000年の噴火で、三宅島の植物は相当の被害を受けましたが、
このアシタバは、元気に育っていたそうです。
天ぷらしてよし、ゴマあえにしてよし、美味いです。

 
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プロフィール
HN:
☆銀杏★
性別:
非公開
趣味:
サイクリング、写真、読書、自然観察、短歌、温泉、狩猟採集、筋トレ(冗談!)
自己紹介:
まったりと趣味を楽しんでいる銀杏♂♀です。どうぞよろしくお願いします。
プロフィール画像の銀杏は、昨年、某神社にて採取したものです♪色々な場所のイチョウの樹を見て回りました。殆どが収穫された後で「銀杏なし」状態でしたが、執念でまだ実の残っている樹を探しあて、夜間に懐中電灯片手に収穫してきました。見た目、怪しい人(笑)
お店で販売されているものに比べて小ぶりでしたが、採れたてで新鮮だからでしょうか、とっても甘くて美味しかったです。
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