写真と短歌と日常と。
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昨日も今日も、そして多分明日も…蒸し暑い東京です。
銀杏♀の故郷では、梅雨時にはストーブを出していましたっけ。ひとことで梅雨と言っても、地方によってイメージや体感は違ってくるのですね。
仕事を終えて帰宅後、あるいはお風呂上がりにビールが美味しい季節です
みなさまは、お酒をたしなまれるでしょうか。
銀杏♂は、アルコールを受け付けない体質 それでも、学生の頃は、バーボンの香りが好きでつきあい程度に飲んでいたらしいのですが…基本的に受け付けない体質ゆえ、頭痛、身体の節々の痛み…不快感…気持ちのよい思いをしたことがなかったせいか、今は殆ど口にしません。
銀杏♀は、そこそこ飲めるクチです。しかし強くはないため、これまで泥酔した経験がありません。というのは、その前に、眠くなるからです(笑)
我が家の寝酒写真。美しく撮れてなくて申し訳ありません
左、銀杏♂用。右、銀杏♀用。
銀杏♂「風呂上がりのビールでも飲むかな~」
銀杏♀「あのね、それはビールとは言わないのよ、ビール風味飲料よ。子どもだって飲めるんだから」
しかし銀杏♂は、この飲み物を、ビール、と言って憚りません。
しかも、ビール(風味飲料)のお伴は、いつも甘い物と相場が決まっています ちなみに昨晩はアンドーナツでした( ̄ー ̄;
酒飲みには、考えられない組み合わせ。
銀杏♂「さて、ツマミでも食べるかな」
アンドーナツが握られているその手を、わたしは呆気にとられながら、まじまじと見つめてしまいました。
ツマミって… ちょっとぉ(笑)
しかも、寝る時間になると、
「ああ、たくさん飲んで酔っ払っちゃったよ」などとぬけぬけと言っています。
これ以上『それはお酒ではない』『ビール風味飲料なのだ』とたしなめても、のれんに腕押し状態と諦めて、
「そうねえ~最近は大酒飲みになったわよねえ」
などと返しながらお茶を濁しております。
子どもたちは、こんな両親を冷ややかなる目で眺めています。ぐさっ
以前はキリンフリーという銘柄を愛飲していましたが、最近は、サントリーのオールフリーに落ち着いています。
さみどりのKIRIN FREE に洗はれて
ひと日終へたる夫(つま)の雪解け
銀杏♀
ゴールデンウィーク中に隣区某公園へ出かけました時の写真です
コサギくん。冠羽が風になびいて涼やかな姿。嘴と足が細く長く優美です。
公園内で発見した謎の物体…いえ、謎の花。綺麗だったので激写 名前勉強不足のため未だ不明。
名前がおわかりになる方がいらっしゃったら、教えて下さいませんでしょうか。
よろしくお願いします
銀杏♀の故郷では、梅雨時にはストーブを出していましたっけ。ひとことで梅雨と言っても、地方によってイメージや体感は違ってくるのですね。
仕事を終えて帰宅後、あるいはお風呂上がりにビールが美味しい季節です
みなさまは、お酒をたしなまれるでしょうか。
銀杏♂は、アルコールを受け付けない体質 それでも、学生の頃は、バーボンの香りが好きでつきあい程度に飲んでいたらしいのですが…基本的に受け付けない体質ゆえ、頭痛、身体の節々の痛み…不快感…気持ちのよい思いをしたことがなかったせいか、今は殆ど口にしません。
銀杏♀は、そこそこ飲めるクチです。しかし強くはないため、これまで泥酔した経験がありません。というのは、その前に、眠くなるからです(笑)
我が家の寝酒写真。美しく撮れてなくて申し訳ありません
左、銀杏♂用。右、銀杏♀用。
銀杏♂「風呂上がりのビールでも飲むかな~」
銀杏♀「あのね、それはビールとは言わないのよ、ビール風味飲料よ。子どもだって飲めるんだから」
しかし銀杏♂は、この飲み物を、ビール、と言って憚りません。
しかも、ビール(風味飲料)のお伴は、いつも甘い物と相場が決まっています ちなみに昨晩はアンドーナツでした( ̄ー ̄;
酒飲みには、考えられない組み合わせ。
銀杏♂「さて、ツマミでも食べるかな」
アンドーナツが握られているその手を、わたしは呆気にとられながら、まじまじと見つめてしまいました。
ツマミって… ちょっとぉ(笑)
しかも、寝る時間になると、
「ああ、たくさん飲んで酔っ払っちゃったよ」などとぬけぬけと言っています。
これ以上『それはお酒ではない』『ビール風味飲料なのだ』とたしなめても、のれんに腕押し状態と諦めて、
「そうねえ~最近は大酒飲みになったわよねえ」
などと返しながらお茶を濁しております。
子どもたちは、こんな両親を冷ややかなる目で眺めています。ぐさっ
以前はキリンフリーという銘柄を愛飲していましたが、最近は、サントリーのオールフリーに落ち着いています。
さみどりのKIRIN FREE に洗はれて
ひと日終へたる夫(つま)の雪解け
銀杏♀
コサギくん。冠羽が風になびいて涼やかな姿。嘴と足が細く長く優美です。
公園内で発見した謎の物体…いえ、謎の花。綺麗だったので激写 名前勉強不足のため未だ不明。
名前がおわかりになる方がいらっしゃったら、教えて下さいませんでしょうか。
よろしくお願いします
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寝苦しい夜が続いています
やはりエアコンをつけてしまう(短時間ではありますが)、意志薄弱なわたしたち。
でも、ノーブランド扇風機稼働、そして扇子を常に持ち歩き、節電を心がけてはおります!
ローカル青梅線の旅、第二弾です この時はサイクリング目的ではなく森林浴に出かけました。
奥多摩湖に出かけた年の夏のことです。
初夏から晩秋まで、土日ともなると、御嶽山や奥多摩方面ハイキングに向かう方で混雑する青梅線。わたしたちは平日に行きましたので、青梅駅を過ぎるあたりから、一車両に2~3人…風通し良すぎるくらい(笑) シートに寝そべりたい衝動を抑えるのも至難の業。
車窓から見えるのは、濃い青空、ふかみどりに輝く木々、そして、集落…風はどこまでも透明で…昔の日本映画を見ているような感じがします。
あのお宅では蚊取り線香を使っているのだろうか、とか、もしかして二層式洗濯機か…とか、銀杏♀の妄想も華々しく…いえ、激しくなって参ります
駅名がまた、趣があって意味ありげで、その由来などに思いを馳せるのが楽しいです。
「軍畑(いくさばた)」、「沢井」「二俣尾」「古里(こり)」「白丸」「鳩ノ巣」…。
わたしたちは、古里駅で降り、レッツ森林浴ハイキング。多摩川にも寄りました。上流なので水が澄んでいて美しいことといったら。本当は奥多摩まで歩く予定でしたが、寄り道&無駄な行動多すぎ(笑)て、日が暮れそうだったため、手前の白丸駅まで歩き、そこから帰宅の途につきました。
白丸駅。
なんと、無人駅なんですよ 駅までの道も舗装されていないので、「白丸駅→」の標識を頼りにひたすら林を歩き…うっそうとした緑を抜けると、いきなり小屋のような駅舎が現れるのです。それがまたレトロ感たっぷりで素敵でしたよ。写真を撮ってくればよかったとちょっと後悔しています。
前日に降った雨で所々山道がぬかるんでいましたので、滑らないように気をつけながら歩をすすめます。
見ると、二人分の靴後がくっきりと残っていました…ということは
この日は、わたしたちの他誰も通っていなかったんですね。うわ~。まさに東京の奥座敷(違う?)
合歓の花(この写真は別な日に昭和記念公園にて撮影したものです)
野山に合歓木がありました。足下を見ると桃色の花が、ここかしこに、たくさん落ちています。わたしは意識した訳ではなかったのに、そのネムの花を踏むことがためらわれたのでしょうか。踏まないように、よけて歩いていたんですね。いのち終えてもなお、美しいかたちを留めている合歓の花。浄(きよ)らかなものを感じたのかもしれません。
緑陰に残ったふたりの靴跡は合歓のうすべに巧みに避(よ)けてた
銀杏♀
和名のネム、ネブは、夜になると葉が閉じることからきているそうです。漢字名の「合歓木」は、中国においてネムノキが夫婦円満の象徴とされていることから付けられたもそうです(ウィキペディアより)
合い歓ぶ…なるほど~。感激
そんな深い意味があったのですね。
駅名の由来を想像したり、どうでもよいこと?を妄想するより、あのときすぐに調べて識っておけば、もっともっと合歓の花が美しく思えたし、マシな歌も作れたのに、と自分のマヌケさを呪っております
一方、山道の花を踏み踏みした方もいらっしゃるのです。
自分が避け避けタイプか、踏み踏みタイプか…考えてみるのも、面白いかもしれませんね。
やはりエアコンをつけてしまう(短時間ではありますが)、意志薄弱なわたしたち。
でも、ノーブランド扇風機稼働、そして扇子を常に持ち歩き、節電を心がけてはおります!
ローカル青梅線の旅、第二弾です この時はサイクリング目的ではなく森林浴に出かけました。
奥多摩湖に出かけた年の夏のことです。
初夏から晩秋まで、土日ともなると、御嶽山や奥多摩方面ハイキングに向かう方で混雑する青梅線。わたしたちは平日に行きましたので、青梅駅を過ぎるあたりから、一車両に2~3人…風通し良すぎるくらい(笑) シートに寝そべりたい衝動を抑えるのも至難の業。
車窓から見えるのは、濃い青空、ふかみどりに輝く木々、そして、集落…風はどこまでも透明で…昔の日本映画を見ているような感じがします。
あのお宅では蚊取り線香を使っているのだろうか、とか、もしかして二層式洗濯機か…とか、銀杏♀の妄想も華々しく…いえ、激しくなって参ります
駅名がまた、趣があって意味ありげで、その由来などに思いを馳せるのが楽しいです。
「軍畑(いくさばた)」、「沢井」「二俣尾」「古里(こり)」「白丸」「鳩ノ巣」…。
わたしたちは、古里駅で降り、レッツ森林浴ハイキング。多摩川にも寄りました。上流なので水が澄んでいて美しいことといったら。本当は奥多摩まで歩く予定でしたが、寄り道&無駄な行動多すぎ(笑)て、日が暮れそうだったため、手前の白丸駅まで歩き、そこから帰宅の途につきました。
白丸駅。
なんと、無人駅なんですよ 駅までの道も舗装されていないので、「白丸駅→」の標識を頼りにひたすら林を歩き…うっそうとした緑を抜けると、いきなり小屋のような駅舎が現れるのです。それがまたレトロ感たっぷりで素敵でしたよ。写真を撮ってくればよかったとちょっと後悔しています。
前日に降った雨で所々山道がぬかるんでいましたので、滑らないように気をつけながら歩をすすめます。
見ると、二人分の靴後がくっきりと残っていました…ということは
この日は、わたしたちの他誰も通っていなかったんですね。うわ~。まさに東京の奥座敷(違う?)
合歓の花(この写真は別な日に昭和記念公園にて撮影したものです)
野山に合歓木がありました。足下を見ると桃色の花が、ここかしこに、たくさん落ちています。わたしは意識した訳ではなかったのに、そのネムの花を踏むことがためらわれたのでしょうか。踏まないように、よけて歩いていたんですね。いのち終えてもなお、美しいかたちを留めている合歓の花。浄(きよ)らかなものを感じたのかもしれません。
緑陰に残ったふたりの靴跡は合歓のうすべに巧みに避(よ)けてた
銀杏♀
和名のネム、ネブは、夜になると葉が閉じることからきているそうです。漢字名の「合歓木」は、中国においてネムノキが夫婦円満の象徴とされていることから付けられたもそうです(ウィキペディアより)
合い歓ぶ…なるほど~。感激
そんな深い意味があったのですね。
駅名の由来を想像したり、どうでもよいこと?を妄想するより、あのときすぐに調べて識っておけば、もっともっと合歓の花が美しく思えたし、マシな歌も作れたのに、と自分のマヌケさを呪っております
一方、山道の花を踏み踏みした方もいらっしゃるのです。
葛の花 踏みしだかれて 色あたらし この山道を 行きし人あり
釈迢空
釈迢空
自分が避け避けタイプか、踏み踏みタイプか…考えてみるのも、面白いかもしれませんね。
今日も暑くなりそうです。梅雨の晴れ間って、とてもありがたいですね。昨日は朝から張り切って、ジメジメ感漂うお布団を干しました
上野の記事の最後の紹介させて頂きました歌、何やら物騒な歌。
不忍池のほとりにかがむ吾を「死ぬるばかり」と言ふ人の在り
銀杏♂
ご近所はもちろんのこと、生活圏内と言える場所にあっては、どこで、どなたに見られているかわかりません。
場合によっては、まさかここで、と思うような場所で知人に遭遇することもあります。
不忍池のほとりに座り、背中を丸め、水面を見据えながら、昏い表情をして心の苦しさと闘っていたのだと思います。
↓不忍池の看板に止まる
ユリカモメくん。
「おいおい、お兄ちゃん…いや、そこのご主人。
しけた顔してどうしたんだい。誰かに振られたかい。
早まっちゃいけないよ。
生きていりゃあ、いろいろあるってもんさ」
さて、数日後。
銀杏♂は、出席予定の某会議に少し遅れて到着。ドアを開けた瞬間…
ザワザワ… ザワザワ…
出席者一同の視線が注がれるのと、ただならぬ雰囲気を即座に感じたといいます。
え?なに?どうしたのだろう。
銀杏♂は、訝しがりながらも、自分の席に着こうとしました。そのときです。
「ああ、生きていたんですね!」
と、その中のある方が仰ったそうです。
そう言われる理由がわからず、ますます、ポカーン。
なんでも、不忍池での姿を出席者のお一人に目撃されており、銀杏♂到着まで、ひとしきり話題になっていたそうです。いつもは定刻、あるいはその前には到着していたのに、この日に限って時間を過ぎても、姿を現さない。
コソコソ、コソコソ…
もしかして…、ま、まさか!あのとき、今にも死ぬんじゃないかという顔をしていたから、もしかして…。
と話題になっていたらしいのです
そこにいきなり、いつもと同じ明るい表情をして登場をしたものですから、ザワザワ…一瞬の沈黙の後…安堵のどよめき~
「今ごろ、池の底かと心配していたんですよ~」
なんでも、あまりにも暗く苦しそうな姿だったので、見かけた方も声をかけられなかったとのことでした。
このように、いつ何時、どんな姿が、見られているかわかりません。
どうしても心の中が、表情や行動に表れてしまいますが、できるだけ、いつも笑顔でゆったりとした姿をご覧頂きたいものです
↓不忍池のカモくん。
「まあ、こんな風にだなあ、考えすぎずに、まったりと漂うのがいいのさ。
ああ~、気持ちいい」
上野の記事の最後の紹介させて頂きました歌、何やら物騒な歌。
不忍池のほとりにかがむ吾を「死ぬるばかり」と言ふ人の在り
銀杏♂
ご近所はもちろんのこと、生活圏内と言える場所にあっては、どこで、どなたに見られているかわかりません。
場合によっては、まさかここで、と思うような場所で知人に遭遇することもあります。
怖いのは、こちらが全く気づいていない時、なにやら怪しげな動きをしているその現場を押さえられることです。
家政婦は見た!というアレですね
品行方正な方であれば、そんな心配はいらないのですが(笑)
この歌を詠んだ頃、わたしたちの間にかなり大きな諍いがありました。震度6くらいでしょうか
銀杏♂は、ふらりと家を出て、しばらく帰ってこなかったのです。帰宅してからも言葉を交わしませんでした。そう、そのとき、ひとりで上野に行っていたのですね。家政婦は見た!というアレですね
品行方正な方であれば、そんな心配はいらないのですが(笑)
この歌を詠んだ頃、わたしたちの間にかなり大きな諍いがありました。震度6くらいでしょうか
不忍池のほとりに座り、背中を丸め、水面を見据えながら、昏い表情をして心の苦しさと闘っていたのだと思います。
↓不忍池の看板に止まる
ユリカモメくん。
「おいおい、お兄ちゃん…いや、そこのご主人。
しけた顔してどうしたんだい。誰かに振られたかい。
早まっちゃいけないよ。
生きていりゃあ、いろいろあるってもんさ」
さて、数日後。
銀杏♂は、出席予定の某会議に少し遅れて到着。ドアを開けた瞬間…
ザワザワ… ザワザワ…
出席者一同の視線が注がれるのと、ただならぬ雰囲気を即座に感じたといいます。
え?なに?どうしたのだろう。
銀杏♂は、訝しがりながらも、自分の席に着こうとしました。そのときです。
「ああ、生きていたんですね!」
と、その中のある方が仰ったそうです。
そう言われる理由がわからず、ますます、ポカーン。
なんでも、不忍池での姿を出席者のお一人に目撃されており、銀杏♂到着まで、ひとしきり話題になっていたそうです。いつもは定刻、あるいはその前には到着していたのに、この日に限って時間を過ぎても、姿を現さない。
コソコソ、コソコソ…
もしかして…、ま、まさか!あのとき、今にも死ぬんじゃないかという顔をしていたから、もしかして…。
と話題になっていたらしいのです
そこにいきなり、いつもと同じ明るい表情をして登場をしたものですから、ザワザワ…一瞬の沈黙の後…安堵のどよめき~
「今ごろ、池の底かと心配していたんですよ~」
なんでも、あまりにも暗く苦しそうな姿だったので、見かけた方も声をかけられなかったとのことでした。
このように、いつ何時、どんな姿が、見られているかわかりません。
どうしても心の中が、表情や行動に表れてしまいますが、できるだけ、いつも笑顔でゆったりとした姿をご覧頂きたいものです
↓不忍池のカモくん。
「まあ、こんな風にだなあ、考えすぎずに、まったりと漂うのがいいのさ。
ああ~、気持ちいい」
銀杏♀のお友だちのお勧めをいただき、夫婦でブログをはじめて10日あまりが経ちました。花や鳥の写真を撮ったり、短歌を趣味としているものの、皆様にお披露目するほどのものではなく、少々気恥ずかしく思っていましたが、初めてみると思いがけず色々な方からコメントや応援をいただき、とてもうれしく思っています。なんか、世界が広がった感じです・・・・
さて、今回は昭和記念公園で撮影したお花の写真です。
アグロステンマ。細長い茎に五センチぐらいのピンク色の花をつけて、初夏の風にゆらゆらとなびいていました。優しい感じのする花です。
うって変わって、こちらは色とりどりの花をつけた、リビングストンデイジーです。子どものお菓子のように可愛く、賑やかに咲いていました。
さて、今回は昭和記念公園で撮影したお花の写真です。
アグロステンマ。細長い茎に五センチぐらいのピンク色の花をつけて、初夏の風にゆらゆらとなびいていました。優しい感じのする花です。
繊細な線のエロスが穏やかな息をしているアグロステンマ
銀杏♂
銀杏♂
うって変わって、こちらは色とりどりの花をつけた、リビングストンデイジーです。子どものお菓子のように可愛く、賑やかに咲いていました。
新幹線が開通していなかった頃、上野は東京の「北の玄関口」と呼ばれていました。
北に住むひとはそれぞれの思いを持って、東北本線に乗り、何時間もかけて東京を目指したのですね。上野駅で降り、はじめて東京という大都会の土を踏んだのですね
ふるさとの訛りなつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく
…と石川啄木が詠んだように、現在でも、なにやら北国のイントネーションが聞こえてきそうな上野駅。独特な雰囲気に満ちています 雑然とした、垢抜けない感じのこの街が大好きです。
現在も、ちょっと裏道に入ると、昭和の匂いプンプンの、ある意味朽ち果てた、旅館やレストランなどが軒を連ねていて、思わず、足を止め、見入ってしまいます 刹那、昭和にタイムスリップしているのかもしれません。
上野駅不忍口を出たところに「上野松竹デパート」という、煤けた色のビルがあります。古本屋、薬屋、画材店、囲碁センター、ビリヤード場、小間物屋(もしかして、死語?)などが、同居している実に摩訶不思議な空間。
今でこそ、映画は観られませんが、少し前までは映画館も入っていたそうです~
昭和28年に建築されたこのビル…老朽化が進んで解体の噂が絶えないながらも今も頑張って立っていますよ~
碁会所、古書肆、薬屋、アダルトショップ、今もある
上野松竹デパートのカオス
銀杏♂
1階の古本屋は、銀杏♂♀のお気に入りスポットで、上野に出かけるときには必ず立ち寄ります。
わたしたちが生まれる遙か前の、絵やら書物やら、不思議な読み物などが、雑然と並べられ、積み上げられている。店に満ちあふれる昔の匂い。古い紙の匂い。眼の奥にまで沁み込んでくる昭和の装丁、色。
実は、この写真は東日本大震災から2日後の3月13日に撮影したものです。上野松竹デパート、無事でした
この日、上野駅周辺の店は、おおかた午後6時には早々と店じまいしていました。
歩いていても携帯の「緊急地震警報」がけたたましく鳴り響いていた、この日の上野。3月11日以前とは全く異なった、ピリピリした空気感を決して忘れることはないでしょう。
それから、半月あまり後の上野公園の桜です。
震度5強に堪えて、ふんばって、見事な花をつけた桜は、一見、例年の桜と何もと変わりがないのだけれど、決していつもの年の桜と同じではない…そのことを忘れないようにしなければ、と思います。
帰り間際、ツグミちゃんと眼が合っちゃいましたよ~ (ピンボケでごめんなさい)
可憐なお顔 可愛すぎ、です!
不忍池のほとりにかがむ吾を「死ぬるばかり」と言ふ人の在り
銀杏♂
きみの眼にわれ棲みをらぬ冬のはて
狂ひしピアノは葬(はふ)られゆけり
北に住むひとはそれぞれの思いを持って、東北本線に乗り、何時間もかけて東京を目指したのですね。上野駅で降り、はじめて東京という大都会の土を踏んだのですね
ふるさとの訛りなつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく
…と石川啄木が詠んだように、現在でも、なにやら北国のイントネーションが聞こえてきそうな上野駅。独特な雰囲気に満ちています 雑然とした、垢抜けない感じのこの街が大好きです。
現在も、ちょっと裏道に入ると、昭和の匂いプンプンの、ある意味朽ち果てた、旅館やレストランなどが軒を連ねていて、思わず、足を止め、見入ってしまいます 刹那、昭和にタイムスリップしているのかもしれません。
上野駅不忍口を出たところに「上野松竹デパート」という、煤けた色のビルがあります。古本屋、薬屋、画材店、囲碁センター、ビリヤード場、小間物屋(もしかして、死語?)などが、同居している実に摩訶不思議な空間。
今でこそ、映画は観られませんが、少し前までは映画館も入っていたそうです~
昭和28年に建築されたこのビル…老朽化が進んで解体の噂が絶えないながらも今も頑張って立っていますよ~
碁会所、古書肆、薬屋、アダルトショップ、今もある
上野松竹デパートのカオス
銀杏♂
1階の古本屋は、銀杏♂♀のお気に入りスポットで、上野に出かけるときには必ず立ち寄ります。
小難しい本目当てではなく、珍しい物を見つけるために。そして昭和の匂いに浸るために行く、と言っても過言ではありません。
サイクリングと同じで、毒素排出に効果があると、固く信じておりますわたしたちが生まれる遙か前の、絵やら書物やら、不思議な読み物などが、雑然と並べられ、積み上げられている。店に満ちあふれる昔の匂い。古い紙の匂い。眼の奥にまで沁み込んでくる昭和の装丁、色。
実は、この写真は東日本大震災から2日後の3月13日に撮影したものです。上野松竹デパート、無事でした
この日、上野駅周辺の店は、おおかた午後6時には早々と店じまいしていました。
歩いていても携帯の「緊急地震警報」がけたたましく鳴り響いていた、この日の上野。3月11日以前とは全く異なった、ピリピリした空気感を決して忘れることはないでしょう。
それから、半月あまり後の上野公園の桜です。
震度5強に堪えて、ふんばって、見事な花をつけた桜は、一見、例年の桜と何もと変わりがないのだけれど、決していつもの年の桜と同じではない…そのことを忘れないようにしなければ、と思います。
帰り間際、ツグミちゃんと眼が合っちゃいましたよ~ (ピンボケでごめんなさい)
可憐なお顔 可愛すぎ、です!
不忍池のほとりにかがむ吾を「死ぬるばかり」と言ふ人の在り
銀杏♂
きみの眼にわれ棲みをらぬ冬のはて
狂ひしピアノは葬(はふ)られゆけり
銀杏♀
な、なにやら物々しい歌いったい銀杏♂♀に何が!
蒸し暑い夜になりそうですが、どうか気持ちよく、ぐっすりとお休みになれますように。
蒸し暑い夜になりそうですが、どうか気持ちよく、ぐっすりとお休みになれますように。
プロフィール
HN:
☆銀杏★
性別:
非公開
趣味:
サイクリング、写真、読書、自然観察、短歌、温泉、狩猟採集、筋トレ(冗談!)
自己紹介:
まったりと趣味を楽しんでいる銀杏♂♀です。どうぞよろしくお願いします。
プロフィール画像の銀杏は、昨年、某神社にて採取したものです♪色々な場所のイチョウの樹を見て回りました。殆どが収穫された後で「銀杏なし」状態でしたが、執念でまだ実の残っている樹を探しあて、夜間に懐中電灯片手に収穫してきました。見た目、怪しい人(笑)
お店で販売されているものに比べて小ぶりでしたが、採れたてで新鮮だからでしょうか、とっても甘くて美味しかったです。
プロフィール画像の銀杏は、昨年、某神社にて採取したものです♪色々な場所のイチョウの樹を見て回りました。殆どが収穫された後で「銀杏なし」状態でしたが、執念でまだ実の残っている樹を探しあて、夜間に懐中電灯片手に収穫してきました。見た目、怪しい人(笑)
お店で販売されているものに比べて小ぶりでしたが、採れたてで新鮮だからでしょうか、とっても甘くて美味しかったです。
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