写真と短歌と日常と。
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台風が近づいています。被害が甚大にならないことを祈りつつ、記事を書かせて頂いています。
以前の記事にも書いたけれど、仕事が休みのときにはサイクリング(=ストレス解消、足腰強化、光合成のため 笑)や買い物や見物?も兼ねてよく上野に行く。一番よく使うルートは…西日暮里駅近くで急な坂を上り、公園で一息ついてから谷中の街を走り、左手に谷中墓地を眺めながら芸大の横を通って上野に至るというものだ。かなりキツイ坂で、はあはあ言いながら自転車を引いている。上野から西日暮里…この辺りは、台地であり、昔は「ひぐらしの里」と呼ばれていたらしい。
昭和48年につくられた「西日暮里公園」。その昔、道灌山(どうかんやま)と呼ばれた場所である。きっとまわりにさえぎるものなどなかったであろう…眺望も素晴らしかっただろうし、「虫聴(むしきき)」としても名を知られていた場所である。夜になると、人々は、この場所に集って、うちわなんぞ片手に鈴虫や、コオロギなど、虫の声に聴き入っていたのであろうか。なんと風流な!なんと粋で雅な遊びなのだろうと、ちょっと感激してしまう羨ましい気さえする。 先人の姿を妄想し、うっとりとしてしまうイケナイわたしである。
明治時代には、正岡子規も道灌山、ひぐらしの里あたりを巡っていたらしい。紀行文を残しているという。もちろん短歌も。煮えたぎるような夕陽も見ていたのだろうとまたまた妄想をする。
山も無き武蔵野の原をながめけり
車立てたる道灌山の上
正岡子規
西日暮里公園から、谷中方面に一直線に自転車を走らせる。この写真は昨年の12月28日撮影。年末なのに、暇だねえ、などと言わないでくださいな(笑)
写真右側の標識。上には『日暮里駅』、下には『富士見坂』と記されている。
(一直線に…と言ってる割には、道曲がってるし 標識なんかちっともわからないし意味不明かつ文・写真不一致のお手本とも言える写真…
東京には『富士見坂』と名のつく坂が16カ所もあるらしいのだが、実際に富士山が見えるのは、この通りにある富士見坂だけだという。少し前までは、文京区大塚に位置する富士見坂からも眺められたそうだが、現在は高層ビルにさえぎられてわずかに右稜線が見えるだけ、とのことだった。
日暮里の富士見坂。富士山の山頂に太陽が沈むダイヤモンド富士が見られる11月中旬と1月末にはその姿を一目拝もうと、多くの人が訪れるという。地元民のわたしたち、まだ一度も見てないのが悔やまれるところだ。よぉし、今年こそは~
老いた両親を思いつつ、銀杏♂が詠みました。
色の少ない、冬枯れの街、庭にひときわ映える水仙。わたしたちの好きな花のひとつである。
書きながら思った。
今年こそは、ダイヤモンド富士を!いまはただ、その日が晴れることを祈るのみである。
お詫びと抱負:昨年末には、全くブログを意識せず、目的意識のないまま写真を撮っていましたので、みなさまには、ちっとも現在の公園や通りの様子、富士見坂の情景など伝えることができませんでした。申し訳ございません。近日中に、もう一度出向きリベンジして参ります。文章先走りの記事になりましたことをお詫び申し上げます
以前の記事にも書いたけれど、仕事が休みのときにはサイクリング(=ストレス解消、足腰強化、光合成のため 笑)や買い物や見物?も兼ねてよく上野に行く。一番よく使うルートは…西日暮里駅近くで急な坂を上り、公園で一息ついてから谷中の街を走り、左手に谷中墓地を眺めながら芸大の横を通って上野に至るというものだ。かなりキツイ坂で、はあはあ言いながら自転車を引いている。上野から西日暮里…この辺りは、台地であり、昔は「ひぐらしの里」と呼ばれていたらしい。
昭和48年につくられた「西日暮里公園」。その昔、道灌山(どうかんやま)と呼ばれた場所である。きっとまわりにさえぎるものなどなかったであろう…眺望も素晴らしかっただろうし、「虫聴(むしきき)」としても名を知られていた場所である。夜になると、人々は、この場所に集って、うちわなんぞ片手に鈴虫や、コオロギなど、虫の声に聴き入っていたのであろうか。なんと風流な!なんと粋で雅な遊びなのだろうと、ちょっと感激してしまう羨ましい気さえする。 先人の姿を妄想し、うっとりとしてしまうイケナイわたしである。
明治時代には、正岡子規も道灌山、ひぐらしの里あたりを巡っていたらしい。紀行文を残しているという。もちろん短歌も。煮えたぎるような夕陽も見ていたのだろうとまたまた妄想をする。
山も無き武蔵野の原をながめけり
車立てたる道灌山の上
正岡子規
西日暮里公園から、谷中方面に一直線に自転車を走らせる。この写真は昨年の12月28日撮影。年末なのに、暇だねえ、などと言わないでくださいな(笑)
写真右側の標識。上には『日暮里駅』、下には『富士見坂』と記されている。
(一直線に…と言ってる割には、道曲がってるし 標識なんかちっともわからないし意味不明かつ文・写真不一致のお手本とも言える写真…
東京には『富士見坂』と名のつく坂が16カ所もあるらしいのだが、実際に富士山が見えるのは、この通りにある富士見坂だけだという。少し前までは、文京区大塚に位置する富士見坂からも眺められたそうだが、現在は高層ビルにさえぎられてわずかに右稜線が見えるだけ、とのことだった。
日暮里の富士見坂。富士山の山頂に太陽が沈むダイヤモンド富士が見られる11月中旬と1月末にはその姿を一目拝もうと、多くの人が訪れるという。地元民のわたしたち、まだ一度も見てないのが悔やまれるところだ。よぉし、今年こそは~
老いた両親を思いつつ、銀杏♂が詠みました。
日ざかりにゆるゆる登る父母をかへりみて待つ富士見坂ながし
銀杏♂
銀杏♂
上野までの道すがら、大小たくさんのお寺がここかしこに…。名前を記憶していない不信心、かつ健忘症のわたしたち。某…すみません、某お寺の中に入って水仙を撮ってきました。お寺の住職さん、すみません~
色の少ない、冬枯れの街、庭にひときわ映える水仙。わたしたちの好きな花のひとつである。
書きながら思った。
今年こそは、ダイヤモンド富士を!いまはただ、その日が晴れることを祈るのみである。
お詫びと抱負:昨年末には、全くブログを意識せず、目的意識のないまま写真を撮っていましたので、みなさまには、ちっとも現在の公園や通りの様子、富士見坂の情景など伝えることができませんでした。申し訳ございません。近日中に、もう一度出向きリベンジして参ります。文章先走りの記事になりましたことをお詫び申し上げます
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プロフィール
HN:
☆銀杏★
性別:
非公開
趣味:
サイクリング、写真、読書、自然観察、短歌、温泉、狩猟採集、筋トレ(冗談!)
自己紹介:
まったりと趣味を楽しんでいる銀杏♂♀です。どうぞよろしくお願いします。
プロフィール画像の銀杏は、昨年、某神社にて採取したものです♪色々な場所のイチョウの樹を見て回りました。殆どが収穫された後で「銀杏なし」状態でしたが、執念でまだ実の残っている樹を探しあて、夜間に懐中電灯片手に収穫してきました。見た目、怪しい人(笑)
お店で販売されているものに比べて小ぶりでしたが、採れたてで新鮮だからでしょうか、とっても甘くて美味しかったです。
プロフィール画像の銀杏は、昨年、某神社にて採取したものです♪色々な場所のイチョウの樹を見て回りました。殆どが収穫された後で「銀杏なし」状態でしたが、執念でまだ実の残っている樹を探しあて、夜間に懐中電灯片手に収穫してきました。見た目、怪しい人(笑)
お店で販売されているものに比べて小ぶりでしたが、採れたてで新鮮だからでしょうか、とっても甘くて美味しかったです。
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