写真と短歌と日常と。
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家にいる限りにおいて、日焼けは取り立てて気にする問題ではなかったし深刻になる理由もなかった。
比較の対象が悪すぎたためである。
プールや外遊びで顔も足も腕も真っ黒な子どもたちそして、自転車生活で首と腕がこんがりトースト色に焼けている銀杏♂とくらべたら、わたしの二の腕の黒さなど、取るに足らぬものに思えた。
しかし…、一歩外に出て、他の成人女子と比較したとき、自分の腕の異様なまでの色の濃さに目をみはった。まるで畑から抜いてきたゴボウのような二の腕なのである
改めて二の腕をじっと見る。
これは、例年であれば、夏の終わり頃の色だ。いまは、まだ夏の始まりである。愕然とした
ここ何年かは帽子をかぶり、軽く日焼け止めを塗るくらいで特別な日焼け対策を施していなかった。冬になれば通常の肌色に戻っていたので、別段気にもしていなかった。…歳とともに、戻りが悪くなっていることは事実ではあったけれど。しかし、今の時期でこの色味は尋常ではない。
先日職場で二の腕の黒さ比べをしたら、わたしが一番焼けていた。
(こんなことは何の自慢にもなりはしない)
以前の職場にも自転車で通ってはいたが、陽射しを避ける場所がいくらでもあった。建物の陰を走ったり、木陰を走ったり…また、ほんの数分で到着した。
現在は、遮る物がなにもない、炎天下の土手を、20分かけて走っている。
職場に着く頃には、下着が絞れるくらい濡れているし、頭部の毛根からも汗が噴き出て、しばらく汗が引かない。仕事が始まる前にして、すでに化粧は崩れ、髪の毛は乱れ、見るも無惨な状況である。
「来るときは朝日に向かって走ってるし、帰りは夕陽に向かって走ってるんだから当たり前よ~」
とある方に指摘されたが、考えてみれば、その通りである。しかも、紫外線の強さと外気温の高さとは比例しない…わたしはすでに春頃からずっと肌を焼き続けていた、ということになる。怖ろしいことだこれからが、夏本番だというのに、わたしの腕はすでに夏の終わりの状態になっている。
「銀杏♀さんのまわりだけアロハ~という感じですね。いまはハワイ…そのうちにインドの風が吹くかもですねえ。夏の終わりには、アフリカの音楽が聞こえてきそうですよねえ」
ああ。
「今からでも遅くないかしら…」
とおそるおそる、聞いてみると、殆どの人は(やっちまったものはしょうがない、無理、無理)という感じで曖昧に微笑んでいたけれど、おひとりだけ、きっぱりと
「今からでも遅くないに決まってるじゃない 今のままでいてごらんなさいよ、大変なことになるわよ」
と指摘して下さった方がいて、励まされると共に、わたしの決意は固まったのである。
そうだ。
Never too late という言葉があるではないか…英語と無縁の生活をしていながら、いきなり学校で習った諺なども頭をよぎったのだった。
今まで買ったことも、もちろん身につけたこともない、肘の上までカバーする、UV対策手袋(腕袋?)襟元を紫外線から守る、UVクールマフラー、そしてサンバイザーを早速購入した。勢いにのって日傘も買おうかと思ったが、殆ど自転車で行動しているわたしには、宝の持ち腐れになりそうだから、と冷静な判断をして、今日のところは止めておいた。
本日のお買い物。一応メイドインジャパン(笑)信頼のクラボウ製キシリトール…入ってるのはガムだけではないんですね♪ ちょっとビックリ。
それにしても、わたしたちが若い頃は、美容上、あるいは健康上の紫外線の怖さなど誰も教えてくれなかった。日焼け止め化粧品、なるものは存在した。しかし、サンオイルをはじめ日焼け促進グッズが席巻していた…そういう時代もあったのだ。海には泳ぎに行くのではなく焼きにいく、行けない人たちはわざわざ『日焼けサロン』に通ってこんがり焼いていた。
あわせて思う。30年も前になるけれど、中学校・高校の体育の時間を。炎天下の部活を
「水を飲んではいけない」と教えられていたことを。理由は「バテる」からだそうだけれど…今では考えられないことだ。水を飲まないことの方がどれだけ、危険であるかを、その当時は指導者とて知らなかったのだろう…。本当は水をゴクゴク飲みたかったしかし非力な一生徒に過ぎなかったわたしは、無言で顧問に従うしか術がなかったのである。実際、熱中症にもならなかったことが今考えても不思議でならない。
比較の対象が悪すぎたためである。
プールや外遊びで顔も足も腕も真っ黒な子どもたちそして、自転車生活で首と腕がこんがりトースト色に焼けている銀杏♂とくらべたら、わたしの二の腕の黒さなど、取るに足らぬものに思えた。
しかし…、一歩外に出て、他の成人女子と比較したとき、自分の腕の異様なまでの色の濃さに目をみはった。まるで畑から抜いてきたゴボウのような二の腕なのである
改めて二の腕をじっと見る。
これは、例年であれば、夏の終わり頃の色だ。いまは、まだ夏の始まりである。愕然とした
ここ何年かは帽子をかぶり、軽く日焼け止めを塗るくらいで特別な日焼け対策を施していなかった。冬になれば通常の肌色に戻っていたので、別段気にもしていなかった。…歳とともに、戻りが悪くなっていることは事実ではあったけれど。しかし、今の時期でこの色味は尋常ではない。
先日職場で二の腕の黒さ比べをしたら、わたしが一番焼けていた。
(こんなことは何の自慢にもなりはしない)
以前の職場にも自転車で通ってはいたが、陽射しを避ける場所がいくらでもあった。建物の陰を走ったり、木陰を走ったり…また、ほんの数分で到着した。
現在は、遮る物がなにもない、炎天下の土手を、20分かけて走っている。
職場に着く頃には、下着が絞れるくらい濡れているし、頭部の毛根からも汗が噴き出て、しばらく汗が引かない。仕事が始まる前にして、すでに化粧は崩れ、髪の毛は乱れ、見るも無惨な状況である。
「来るときは朝日に向かって走ってるし、帰りは夕陽に向かって走ってるんだから当たり前よ~」
とある方に指摘されたが、考えてみれば、その通りである。しかも、紫外線の強さと外気温の高さとは比例しない…わたしはすでに春頃からずっと肌を焼き続けていた、ということになる。怖ろしいことだこれからが、夏本番だというのに、わたしの腕はすでに夏の終わりの状態になっている。
「銀杏♀さんのまわりだけアロハ~という感じですね。いまはハワイ…そのうちにインドの風が吹くかもですねえ。夏の終わりには、アフリカの音楽が聞こえてきそうですよねえ」
ああ。
「今からでも遅くないかしら…」
とおそるおそる、聞いてみると、殆どの人は(やっちまったものはしょうがない、無理、無理)という感じで曖昧に微笑んでいたけれど、おひとりだけ、きっぱりと
「今からでも遅くないに決まってるじゃない 今のままでいてごらんなさいよ、大変なことになるわよ」
と指摘して下さった方がいて、励まされると共に、わたしの決意は固まったのである。
そうだ。
Never too late という言葉があるではないか…英語と無縁の生活をしていながら、いきなり学校で習った諺なども頭をよぎったのだった。
今まで買ったことも、もちろん身につけたこともない、肘の上までカバーする、UV対策手袋(腕袋?)襟元を紫外線から守る、UVクールマフラー、そしてサンバイザーを早速購入した。勢いにのって日傘も買おうかと思ったが、殆ど自転車で行動しているわたしには、宝の持ち腐れになりそうだから、と冷静な判断をして、今日のところは止めておいた。
本日のお買い物。一応メイドインジャパン(笑)信頼のクラボウ製キシリトール…入ってるのはガムだけではないんですね♪ ちょっとビックリ。
それにしても、わたしたちが若い頃は、美容上、あるいは健康上の紫外線の怖さなど誰も教えてくれなかった。日焼け止め化粧品、なるものは存在した。しかし、サンオイルをはじめ日焼け促進グッズが席巻していた…そういう時代もあったのだ。海には泳ぎに行くのではなく焼きにいく、行けない人たちはわざわざ『日焼けサロン』に通ってこんがり焼いていた。
あわせて思う。30年も前になるけれど、中学校・高校の体育の時間を。炎天下の部活を
「水を飲んではいけない」と教えられていたことを。理由は「バテる」からだそうだけれど…今では考えられないことだ。水を飲まないことの方がどれだけ、危険であるかを、その当時は指導者とて知らなかったのだろう…。本当は水をゴクゴク飲みたかったしかし非力な一生徒に過ぎなかったわたしは、無言で顧問に従うしか術がなかったのである。実際、熱中症にもならなかったことが今考えても不思議でならない。
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おはようございます
そうなんですね、私も紫外線を気にするようになりました。若いときは日焼けはむしろ男らしいと感じられましたが 今では紫外線 放射線ときになるものが多いです。
へんな世の中ですね。
コメントありがとうございます。
バラを見て山野草まで楽しめるスポットは貴重です。
へんな世の中ですね。
コメントありがとうございます。
バラを見て山野草まで楽しめるスポットは貴重です。
ビリアさま
こんにちは。いつもコメントをありがとうございます。
時代と共に価値観も変わり、以前は問題にならなかったものが問題になったり、いまは、放射能の問題が新たに出てきました。
いつの時代も変わらないのは、自然の美しさと人の心だけなのかもしれませんね。
バラも山野草も楽しめるなんて、本当に贅沢で素敵なところです。
美しい花々を見ていると心が安らぎますね。
暑さ厳しき折から、くれぐれもご自愛下さいね。
時代と共に価値観も変わり、以前は問題にならなかったものが問題になったり、いまは、放射能の問題が新たに出てきました。
いつの時代も変わらないのは、自然の美しさと人の心だけなのかもしれませんね。
バラも山野草も楽しめるなんて、本当に贅沢で素敵なところです。
美しい花々を見ていると心が安らぎますね。
暑さ厳しき折から、くれぐれもご自愛下さいね。
プロフィール
HN:
☆銀杏★
性別:
非公開
趣味:
サイクリング、写真、読書、自然観察、短歌、温泉、狩猟採集、筋トレ(冗談!)
自己紹介:
まったりと趣味を楽しんでいる銀杏♂♀です。どうぞよろしくお願いします。
プロフィール画像の銀杏は、昨年、某神社にて採取したものです♪色々な場所のイチョウの樹を見て回りました。殆どが収穫された後で「銀杏なし」状態でしたが、執念でまだ実の残っている樹を探しあて、夜間に懐中電灯片手に収穫してきました。見た目、怪しい人(笑)
お店で販売されているものに比べて小ぶりでしたが、採れたてで新鮮だからでしょうか、とっても甘くて美味しかったです。
プロフィール画像の銀杏は、昨年、某神社にて採取したものです♪色々な場所のイチョウの樹を見て回りました。殆どが収穫された後で「銀杏なし」状態でしたが、執念でまだ実の残っている樹を探しあて、夜間に懐中電灯片手に収穫してきました。見た目、怪しい人(笑)
お店で販売されているものに比べて小ぶりでしたが、採れたてで新鮮だからでしょうか、とっても甘くて美味しかったです。
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